バッグを整理するために置き場所を作っても、すぐに置き場がなくなるびぐお(@bigwinlog)です。
仕事柄、トラブルが発生した時に早めに対応できるようにするため、いつもノートパソコンを持ち歩いているので、購入するバッグはパソコンが入ることを基準に選んでいました。
最近はトラブルが起きることも少なくなり、バッグ選びの基準が「カメラ散歩用で小さく、出張時のサブとして使える」に変わってきています。
これまではスリングバッグはパソコンが入らないので使っていませんでしたが、ALPAKAのGO SLING MINI V2を購入していたので、散歩時のカメラバッグ、出張時のサブとして活用していました。
その時の紹介記事がこちらです。

「スリングバッグは身軽で機動力が高くなる」
そんなショルダーバッグの魅力にハマり始めた時、Incaseから来たメールで一目惚れして実物を見ずに購入したバッグがあります。
それが、今回紹介するIncaseのTracks Slingです!

- 起毛素材のポケットが複数あり、タブレットやスマートフォンを持ち運び易い
- 強度の高いCORDURA社のバリスティックナイロン採用
- ショルダーストラップが調整し易く、身体への密着性を高めることができる
- ガジェットからペンまで多彩なポケット
実際に使用した感想は、カメラやタブレットに財布などのお出かけに必要な小物を持ち運び易く、幅広い用途に使えるスリングバッグとしてオススメです!

Tracks Slingの概要

Tracks Slingは、Incaseから発売されているTracksシリーズに2025年に追加されたスリングバッグです。
記事公開時はブラックのみで、バリエーションはありません。
同じタイミングでトートバッグのTracks Toteも発売されています。
Tracks Slingの特徴
Tracks Slingの特徴は下記の通りです。
- 買い物からお出かけ、小旅行までアクティブに使える
- 背面は通気性の高い肉厚メッシュ素材を使用し、長時間使っていてもストレスが無い
- サングラスやデジタル小物を守る二つの起毛素材ポケット
Tracks Slingの外観


Tracks Slingの外観です。
前面は縦のジップポケット、背面はクッション性のあるメッシュ素材となっており、背負いやすくなっています。
Tracksシリーズらしい見た目で、この大きさのスリングバッグにしてはジップの数が多く見えますね。


前面のジップは他のTracksシリーズ同様、縦に大きく開くことができ、フロントコンパートメントへアクセスしやすくなっています。
このフロントコンパートメントは、厚みのある物を入れることはできませんが、バッグ横幅一杯分くらいの大きさのポケットとなっているので、薄い財布くらいは十分に入れられると思います。


背面部分にもポケットが付いていて、開くと内側が起毛素材になっているポケットが出てきます。
こちらもフロントコンパートメント同様に厚みのある物を入れることはできないのですが、スマートフォンやiPad miniくらいのタブレットを入れて持ち運ぶことは可能です。


メインコンパートメントを開くジップは2つ付いており、全開にすると写真のように大きく開くことができます。
このスリングバッグは高さがあるため、スリングバッグとしては結構な容量があるのが分かります。
メインコンパートメント内のポケットは、Tracks Backpackと同じような構成で、ペン用の小さいポケットが2つ、左右で若干大きさが異なる小物用のポケットが2つあります。


背面にもあった起毛素材のポケットはメイン内部にもあり、こちらは11インチサイズのタブレットまで収納が可能です。
また、最近のバッグで主流になり始めている(と聞いている)Air Tagを収納することができるよう、ブランドタグ部分が小さいポケットになっていました。


メインコンパートメント内のテックポケットとは逆側にはメッシュ素材のポケットが付いています。
ここも厚みは無いので、ケーブルや薄いモバイルバッテリーなどを入れて活用する感じですね。
更に脱着可能なキーストラップも付いています。
家の鍵などを付けて活用するのかと思いますが、用途に合わせてバッグを変える私にとっては、あまり活用はしていません。


ショルダーストラップはよくある一般的な感じで、肩パットなどは付いていません。
パソコンを入れて運ぶ訳ではないので、バッグが重くて肩に食い込むことも無いかと思います。
特徴的なのがバックル部分に付いている取っ手です。
私はこの形状のバッグを他に見たことが無いのですが、この取っ手は非常に便利なのです。


スリングバッグに入れて持ち歩きそうな物を入れてみました。
大きめの長財布、500mlのペットボトル、モバイルバッテリー、ケーブル、ワイヤレスイヤホン、iPad mini、薄型キーボード(Keys-to-go2)、ボールペンにスマートフォンを入れてまだ余裕があるかな?という感じです。
お出かけ用のバッグとしては、十分な容量であると言えますね。
Tracks Slingスペック
Tracks Slingのスペックはこちらです。
サイズ | 約H23 x W33 x D12 cm |
容量 | 約7L |
収納可能デバイス | -iPhone -Up to 11” iPad |
Tracks Slingを実際に使ってみて
ここからは、私がプライベートの移動時、出張時のサブバッグとして使った感想を紹介します。
私が使ったシチュエーションはこちら。
- プライベート時のバッグとして
- 出張時のサブバッグとして
ショルダーストラップのバックルにある取っ手がめちゃ便利!

このスリングバッグは見た目もカッコイイ感じで、容量も満足でき、ガジェットを持ち運ぶのも便利!
というだけでも私は大満足なバッグなのですが、実は手元に届くまで気づかなかったポイントがありました。
それが、写真のショルダーストラップ部分の取っ手です。
スリングバッグを着脱する時は必ずと言って良いほどストラップが緩むので、背負ってから締め直すことが多いと感じています。
ストラップの片側だけ締まってしまい、バックルの部分が変な位置に移動しちゃって、直すのにまた一苦労……
そんな悩みをTracks Slingはストラップの調整を片側だけにして、この取っ手を使うことで解決してくれました。
一度外してから再度背負うときにストラップが緩む。というのは同じなのですが
取っ手を引っ張るとストラップが身体に密着し、そのままストラップの端をもう片方の手で引っ張ると、きれいに締まります。
あとはゴムバンドをストラップの端似合わせるだけ。
着脱時のストラップ調整の煩わしさが無くなりました!
Tracks Slingはこんな方にオススメ
ちょっと多めの荷物でも余裕で入れられるので、お出かけ時におすすめのスリングバッグです。
持ち歩くデバイスも11インチサイズのiPadまでは入れられるため、ノートパソコン必須で無い方にはかなり有用かと思います。
私はお出かけ用以外に、出張用のサブバッグとしても使っていて、カメラやタブレットを飛行機の自席で使うための持ち運び用、出張先での食事時にホテルから出かける用としています。
- 小さめのガジェットを持ち歩くことが多い方
- 出張時にサブバッグを活用されている方
- 外出時もノートパソコン必須であったり、持ち歩く荷物が多い方
Tracks Sling レビューまとめ
今回はIncaseのTracks Slingを紹介しました。
スリングバッグは、自分の持ち歩く荷物に合わせて、なるべく小さくした方がよい。
と考えていましたが、11インチサイズのiPadが入るくらいの大きさが想像以上に良かったと実感できたのは、このバッグを買って良かったと感じるポイントでした。
また、途中でも記載しましたがショルダーストラップの仕組みが非常に秀逸で、これだけでもこのバッグを使い続けたくなるくらい、最高のポイントでした。
見た目もかっこよく、使い勝手も最高なスリングバッグTracks Slingは、何度も言いますがとにかくおすすめです!
