テレビ大好きなびぐお(@bigwinlog)です。
私が所有している液晶テレビはGoogle TVに対応しているのですが、10年近く前のモノなので動きがもっさりしています。
この不満を解消するためにAmazonのFire TV Stickを使っていましたが、Googleから新しいストリーミングデバイスが発売されたとニュースで知り、Googleストアのクレジットが溜まっていたので購入しちゃいました。
今回紹介するのは、Google TV Streamer(4K)です!
- CPU、メモリが強化されサクサク動作する
- Dolby Vision、Dolby Atmosに対応
- スマートホームデバイスを操作可能
- リモコンで音声操作が可能
- スタイリッシュでインテリアに馴染むデザイン
- イヤホン、ヘッドホンをLDACで利用できる
- ストリーミングデバイスとしては少し値段が高め
実際に使ってみた感想としては
非常に軽快に動作し、画質も音質も高いので、テレビでのコンテンツ視聴体験を更に向上することができました。
Google TV Streamer(4K)の概要
Google TV Streamer(4K)はGoogleから発売されている4Kストリーミングデバイスです。
Googleのストリーミングデバイスと言えばChromecastというイメージでHDMIに直接デバイスをつなぐイメージでしたが、今回は新しい形式のストリーミングデバイスが登場しました。
AmazonのFire TV Cubeや、AppleのApple TV 4Kと同じ立ち位置ですね。
Google TV Streamer(4K)はChromecastに比べて22%CPU性能が上がり、RAM(メモリ)も4GBとChromecastの2倍となり、性能の向上がなされています。
Google TV Streamer(4K)の特徴
Google TV Streamer(4K)の特徴は下記の通りです。
- CPU性能、RAM容量が上がり性能が向上されている
- Dolby Vision、Dolby Atmosに対応し高い映像とサウンドを実現
- 新しいリモコンによって音声での操作と検索が可能
- スマートホームデバイスとのシームレスな連携
- 本体からリモコンを鳴らす操作が可能でリモコンを探すことができる
Google TV Streamer(4K)の外観
パッケージは紙素材だけで構成されていて、端末を保護する部分も全て紙素材となっているのが印象的でした。
他メーカーも紙素材中心になっていますが、ここまで徹底的に紙でデバイスを保護しているのは初めて見ました。
同梱物は本体、USB-Cケーブル、充電器、リモコン、単4電池2本です。
見たことの無い真っ白な乾電池でしたので、よく見てみるとGoogleブランドの電池でした!
結構レアかも?
本体はスッキリとしていてシンプルなデザインとなっています。
インテリアを邪魔しない見た目が良いですね。
本体背面には、USB-C、有線LAN、HDMIポートとボタンが付いています。
Wi-Fi 802.11acに対応しているので有線LANは接続必須ではありませんが、有線の方が安定した接続ができるので環境がある場合は有線の方が良いかと思います。
私はWi-Fiで繋いでますが、コンテンツの再生などで特に気になることはありません。
リモコンも本体同様ホワイトで統一されたデザインなのがカッコいいです。
YouTubeとNetflixボタンがありますが、サービスロゴがグレーになっているので余計な色がついてないのがスタイリッシュです。
リモコン下部にある穴がマイク穴と思われ、リモコンに向かって話すと音声操作や検索ができるようになっています。
Google TV Streamer(4K)スペック
Google TV Streamer(4K)のスペックは以下の通りです。
サイズと重量 | 長さ: 161.6 mm 幅: 75.6 mm 高さ: 26.7 mm 重量: 160.7 g |
解像度 | 最大 4K HDR、60 FPS |
動画形式 | Dolby Vision、HDR10、HDR10+、HLG |
音声形式 | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby Atmos |
接続 | Wi-Fi 802.11ac(2.4 GHz / 5 GHz) Bluetooth® 5.1 |
メモリ | 32 GB |
ポート | USB-C(電源およびデータ転送用) HDMI 2.1(Type A) イーサネット(10 / 100 / 1,000 Mbps) |
オペレーティング システム | Android TV OS |
スマートホーム用接続 | Matter Thread ボーダー ルーター |
Google TV Streamer(4K)を実際に使ってみて
ここからは、家のテレビに繋いで活用してみた感想を紹介します。
- 自宅のテレビ
使い始めるまでの設定は簡単
電源を接続すると起動し、Google Homeアプリのインストールを促されます。
インストール後は画面のQRコードを読み取って本体と接続し、アプリの画面通りに進めると自動的に同期されて設定が終わるようになってました。
設定する項目はかなり多いのですが、アプリの画面通りに選択しながら進めると本体も設定されました。
少し時間は掛かってしまうのですが、画面通りにやれば難しいことは無いかと思います。
サクサク軽快に操作ができる
率直な感想として、全体的にサクサク動くのでストレスを感じずに使えています。
性能によっては、各アプリを起動する際の起動アニメーションが動かないことが多いのですが、このデバイスではアニメーションもキレイに動きますし、Wi-Fi接続でもコンテンツ再生時に待たされることもなくすぐに再生されます。
また、リモコンを使った音声検索では無線で操作している感じも無く、非常に早く処理してくれます。
サクサク動く!というのは地味な利点かもしれませんが、「ストレス感じなく使える」というのは大きなメリットなんだ。と改めて気付かされました。
スマートホーム機能はテレビが点いてなくても使える
Google Homeと連携されているので、「電気をつけて」など音声でスマート家電の操作が可能です。
ストリーミングデバイスは「テレビが点いていて、デバイスの電源が入っている時に使えるモノ」と勝手にイメージしてしまっていたのですが、テレビが点いていなくてもリモコンオン音声ボタンを押しながら音声入力すると家電の操作をすることができるのです。
これも地味な印象があるのですが、手元にマイクがあって音声操作できる。というのは聞き間違いが起きにくいので、思っていたよりも使い勝手が良い。と感じました。
このポイントは、私が勝手に期待していなかった分、嬉しいポイントでした。
BluetoothヘッドホンをLDACコーデックで利用できた
夜遅い時間や、集合住宅で窓を開けてテレビを観ている時、Bluetooth接続でイヤホンやヘッドホンを使って音声を楽しむことができます。
手元にあるWH-1000XM5を繋いで映画を観ていて、ふとアプリを見てみたらLDACで接続されていました。
これはスペックにも特に記載されていなかったので、驚きつつ嬉しいポイントでした。
LDACは極めて効率的な符号化やパケット配分の最適化を施すことで、従来技術比約3倍のデータ量の送信を可能とし、ハイレゾ音源を低い周波数・低いビット数へダウンコンバートすることなく伝送できる技術です。
日本オーディオ協会の“Hi-Res Audio Wireless”に認定されたコーデック技術です。
出典:ソニー公式サイト
Google TV Streamer(4K)はこんな方にオススメ
YouTubeやAndroidデバイスをよく使う方、映像やスピーカーにこだわりがあり、コンテンツを楽しみたい方には良いストリーミングデバイスだと感じました。
そんなに映像や音質にこだわりがなく、手軽にコンテンツをテレビで楽しみたい。という方だと、値段がネックになりそうな気がします。
- YouTubeやAndroidデバイスをよく使う方
- Dolby VisionやDolby Atmosでコンテンツに没頭したい方
- 手軽にコンテンツを楽しみたい方
Google TV Streamer(4K)まとめ
今回はGoogleのGoogle TV Streamer(4K)ストリーミングデバイスを紹介しました。
コンテンツを楽しむ。音声検索をする。という部分で見てしまうと、割高なストリーミングデバイス。となってしまいますが、実際に使ってみると完成度が高く、ストレス無くコンテンツに没頭できる良質なデバイスだと素直に感じました。
ふと思い出したのが、Gemini AIはどこに活かされているのだろう?という感じで、AIを活用して利便性が上がるのはこれからなのかもしれません。
映像コンテンツを楽しむおウチ時間が好きな方にはオススメのストリーミングデバイスなので、是非お試しください!