新しいイヤホンに目移りし続けている びぐお(@bigwinlog)です。
一つで良いだろ。と自分自身に言いたくなりますが、ガジェット好きな性格のせいか、シチュエーションに合わせて複数のイヤホンなどを使い分けながら活動をしています。
荷物を減らしたいとき、周りの騒音が大きい通勤時などに使うインイヤー型ワイヤレスイヤホン
荷物が多くなっても良いとき、冬場などの通勤時に使うヘッドホン
オフィスやテレワーク時、運動時など周りの音を遮断せずに音楽を聴きたいときに使うオープンイヤー型イヤホン
オフィスや外出時のWeb会議に通話用に使用するヘッドセット
現役で使っているモノを幾つか紹介しているので、参考にしてください


今回は新しいオープンイヤー型イヤホンを購入して、様々なシチュエーションで使ってみたので紹介したいと思います。
紹介するのはBoseのUltra Open Earbudsです!

- 着けているのを忘れるくらいの着け心地が良い
- 運動時もズレたり外れたりしない
- イマーシブオーディオ(空間オーディオ)に対応し、高い音質を実現している
- マルチポイント接続対応
- 標準で付属するケースがワイヤレス充電非対応
- 眼鏡を着けても邪魔にならないが、マスク着脱時に紐が引っかかる
- 通話性能は実用に耐えられない
使ってみた率直な感想は、着け心地抜群で空間オーディオに対応し、運動など何かをやりながら音楽を楽しむのに最適なイヤーカフ型イヤホンでした!

Bose Ultra Open Earbudsの概要

Ultra Open EarbudsはBoseから発売されているオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンです。
Boseのイヤホンを購入したのはQuietControl 30以来で、かなり久しぶりのBoseサウンド体験になっています
最近のBoseの特徴であるイマーシブオーディオにも対応しているので、iPhoneで空間オーディオを楽しむのにも最適なイヤホンでもあります。
Bose Ultra Open Earbudsの特徴
Ultra Open Earbudsの特徴は下記の通りです。
- ジョイント部が柔らかく、軽い着け心地のイヤーカフ型
- OpenAudioテクノロジーを搭載し、オープンイヤー型でありながら驚きの高音質を実現
- イマーシブオーディオが、まるでアーティストが目の前で演奏しているかのようなリアルなサウンドを再現
- カラーバリエーションが豊富
Bose Ultra Open Earbudsの外観




最近の製品パッケージは全て紙製でシンプルなのですが、本製品のパッケージは豪華でワクワクする感じです。
付属品は本体以外にUSB-AからUSB-Cのケーブルとマニュアルのみで、こちらはシンプルな構成です。


ケース外観です。
表面はメーカーロゴとロゴのしたに充電状態を表示するためのLEDが付いています。
背面にはペアリング用のボタンのみで、下部には充電用のUSB-Cポートが付いています。
本製品は標準で付属する充電ケースがワイヤレス充電に対応していないので、USB-Cケーブルを繋いで充電する必要があります。


ケースを開くとイヤホン本体がお目見えします。
ぱっと見はわかりにくいのですが、他のイヤホンケースと異なるのがイヤホンを収める部分の深さが浅いことです。
他のイヤホンケースだと、イヤホンがそのままハマって収まるようになっていますが、このイヤホンの場合はハマるというよりは「乗っかっている」感じです。
乗っかっているだけで固定されるのは、強めのマグネットでくっつくようになっていて、近づけると結構な勢いで充電位置にくっついてハマるようになっています。


このイヤホンは耳に挟むイヤーカフ型のため、他のイヤホンと少し形状が異なります。
銀色の丸い部分がボタンになっていて、ここを押して再生や停止、早送り、音量の操作を行います。ボタンが結構大きいので、実際に使ってみると操作しやすいと感じます。



イヤホンの着け方は、イヤホンのボタン部分を広げ、スピーカー部分(溝が入っている部分)を耳の穴に近いところに掛け、ボタン部分を耳たぶに挟む。という流れで行います。
最初は少し戸惑いますが、慣れると写真のように片手で広げて耳に着けることができるようになります。
Bose Ultra Open Earbudsスペック
Ultra Open Earbudsのスペックは以下の通りです。
イヤホンサイズ | 1.9 cm (高さ) x 1.7 cm (幅) x 2.7 cm (奥行き) |
ケースサイズ | 4.2 cm (高さ) x 6.5 cm (幅) x 2.6 cm (奥行き) |
バッテリー | バッテリー寿命 : 最長7時間¹ イヤホンの充電時間:約1時間 充電ケースの充電時間: 約3時間 クイック充電時間: 10分の充電で2時間再生可能 バッテリー充電方法 : USB-C |
素材 | イヤホン : ソフトで柔軟なシリコン、プラスチック、メタリック仕上げ、ゴールドメッキ ケース : 硬質プラスチック |
IP等級(イヤホン) | IPX4 |
Bose Ultra Open Earbudsを実際に使ってみて
ここからは、実際に活用してみた感想を紹介します。
私が使ったシチュエーションはこちらです。
- 自宅でのリモートワーク時
- オフィスのデスクワーク時
- ジムのランニングマシンなど運動時
着けているのを忘れるくらい自然に着けていられる

耳に挟む形状のため、長時間着けていると耳が痛くなるかと思っていましたが、実際に使ってみると全く気になりませんでした。
Web会議で使ったあと外すのを忘れ、何も流していないのに着けっぱなしでいることが使い始めて数ヶ月経っても未だにあります。
それくらい、着け心地が良いイヤホンです。
オープンイヤー型でも高音質で空間オーディオを楽しめる
Boseの機能名称だとイマーシブオーディオとなりますが、空間オーディオ(Dolby Atmos)に対応して音質も非常に高いので、Boseならではの音質を楽しむことができます。
またヘッドトラッキングにも対応しており、音声の鳴る方向を頭の向きに合わせて変えられる映画館にいるような体験をすることもできます。ヘッドトラッキングは空間オーディオのまま音声の方向を固定、頭の向きに追随する、ステレオと切り替えることができます。
この切り替えは意外と使う頻度が高く、音楽を楽しむときは空間オーディオに、Web会議など業務で使うときはステレオにして使います。
Web会議を空間オーディオにすると、音声がエコー効いた感じになって違和感が出るのでステレオの方が自然に感じるためです。
標準でケースがワイヤレス非対応、マイク性能が貧弱なのは残念

標準価格で4万円近くする値段(2025年2月時点)で、充電ケースがワイヤレス非対応なのは残念なポイントです。
ワイヤレス充電ケースは別売りでサイズも少し大きくなってしまうようなので、購入をするのは厳しいかと思います。
また、このイヤホンに限らずBoseのイヤホン全般に言えますが、マイク性能が弱いです。
周りに騒音が無くても弱い性能なので、地声が大きい人であれば使えると思いますが、実用性は求められないレベルです。
Bose Ultra Open Earbudsをオススメできる方、オススメの使い方
オープンイヤー型なので周りの騒音が大きい環境での性能は求められませんが、Dolby Atmosコンテンツや音楽を楽しむ用途として、ながら聞きで音楽を楽しむ。といった使い方には向いているイヤホンだと思います。
また、運動時のイヤホンとしても使い勝手が良いので、運動用としてもオススメできます。
リモートワークで通話や会議に利用するような用途には少し向いてなさそうです。
- 音楽や動画コンテンツメインで利用する方
- ながら聞きで音楽を楽しむ方
- 運動時のイヤホンとして利用する方
- 通話でもワイヤレスイヤホンを単体で活用したい方
- 騒音の多い場所でも活用したい方
オススメの使い方はこちら
音楽利用 | Dolby Atmosが効いて使いやすい |
動画コンテンツ利用 | Dolby Atmosが効いて使いやすい |
通話・Web会議利用 | 単体だとマイク性能が弱く厳しい |
自宅利用 | ながら聞きで使いやすい |
通勤時利用 | オープンイヤー型なので騒音下では厳しい |
運動時利用 | 装着感も良く使いやすい |
Bose Ultra Open Earbuds レビューまとめ
オープンイヤー型の特徴でもありますが、ながら聞きで音楽を楽しんだり、コンテンツを楽しむ。という用途では、装着感の高さと高音質を実現しているのでオススメできると思います。
ただ、定価だと4万円近い価格なので、ワイヤレス充電や通話性能の低さは残念なところです。
私の経験からすると、ワイヤレスイヤホンに音楽性能、装着感、遮音性、通話性能と全てを求めること自体が厳しいと感じており、コンテンツ用と割り切ってしまえば良い製品であると思います。
セール価格で3万円くらいになることもあるので、それくらいの価格で出てきたら是非とも検討頂きたいイヤホンと言って良いと思います。
私は大満足しています!
